【パチンコ・パチスロ】Re:新基準機から見える今後の動向
みなさん、こんばんは。
E3が開催中で、Final FantasyⅦのリメイクも発表されました。去年発表されたSplatoon(スプラトゥーン)は爆発的ヒットで話題となっています。今後の発表にも注目です。
さて、ここ最近麻雀物語3と同様に高いベースの機械が増えてきています。なんでそうなってるのかをざっくり知りたい方用に、以前書かせていただいた記事を少し加筆修正致します。...ブログやり始めたばかりだったので相当見づらかったorz
パチスロ適合試験が変わりました
去年(2014年)パチスロ適合試験、ようするに売ってもいいかどうか調べる方法が大きく変わって、最近ようやくそれに対応した機械が出始めました。
麻雀物語3がこれに当たります。1,000円で48回転くらい回る、これまででは考えられない機械が登場しました。
他のメーカーさんからも同様な高ベースの機械が続々と登場しています。
どう変わったのか
簡単に言うと、どんな遊び方をしても必ず損する額をここまでにしなさいが厳格になりました。どんな遊び方をするかについては左からしか押さないよなど、限定的なものになったのです。
数字で言うと、55%以上にしなければいけないんですが、これが今までの台だとほぼ不可能です。店にあるこれまでの台は大概が1,000円で30回転くらい。大体のお店が1,000円で50枚借りられます。
50枚 / 30回転 = 1.67枚
毎ゲーム1.67枚減ってる計算になります。3枚入れて、1.67枚減るんだから毎ゲーム1.33枚払い出しがあることになります。
1.33枚 / 3枚 = 44%
このままでは到底55%には届きません。したがって、試験変更以前に店に設置されていたものと全く同じ内容のものを試験に持って行くと、売ってはいけません!となるのです。
どのようにすればいいのか
答えは単純明快!回るようにすればいいのです。
麻雀物語3はまさにそのようになっています。1,000円で48回転も回ります。
50枚 / 48回転 = 1.04枚
毎ゲーム1.04枚減ります。3枚入れて、1.04枚減るんだからマイゲーム1.96枚払い出しがあることになります。
1.96枚 / 3枚 = 65%
やったー!55%越えたー!となります。厳密に計算するとリプレイが絡んでくるので少し違う数値になりますが、考え方としてはこんな感じです。
回るようになると起こること
それで万事解決じゃん。...と思われるかもしれませんが、実際の機械の出率が高くなるわけではないので、極端に当たりが遠くなったり、当たっても得られるものが少なくなります。
具体的にわかりやすいのが滞在です。
例えば1,000円で30回転の台で、当たっている時は毎ゲーム3枚増えると仮定して、97%のものを作ると...
97% = ( 3枚 × x% ) / ( 1.67枚 × y% )x(当たってる時) = 35%y(当たってない時) = 65%
当たってない時を麻雀物語3のような高ベースにすると...
50枚 / 48回転 = 1.04枚97% = ( 3枚 × x% ) / ( 1.04枚 × y% )x(当たってる時) = 25%y(当たってない時) = 75%
なんと!10%も当たってないところが増えます。1日がんばって7,000ゲームくらい回すと、700ゲームくらい当たってないことが増えるわけです。
したがって、お金は減らないんだけど、全然当たらなかったり、続かなかったりするようになります。
今後の動向
ある意味ゲーセンの感覚に近づいてます(笑) これを良しとするかによって、今後の動向が変わりそうです。
私はあんまり射幸性が高すぎるのは受け付けないタイプなので、ベースが極端に低いものよりはいいかなと思います。
ただ、ここまで極端にベースが高くなると時間が勿体無くないかなーとも感じます。
メーカーさんも様々なことを検討されていて、ガン×ソードのようなスペックも登場しています。
高ベースが席巻してくるのか。はたまた新しいシステムが出てくるのか。今後の動向に注目するとっしゃんでした。