comicbook’s blog

日常を彩るエンターテイメントについてちょこちょこ書きます。

【映画】人の日常を垣間見ると自身の生き方を振り返る(「海街diary」感想)

みなさん、こんばんは。
明日は仕事だー!憂鬱だー!
 
本日はTOHOシネマズが1作1,100円観れたので以下3作観ました。
【ビリギャル】
 
1作ずつ感想を書きます。まずは「海街diary」です。
長澤まさみさんが冒頭から下着姿で登場するとは。高校時代、友人宅にクノールカップスープのPOPがあったのが懐かしい。
その他の作品はよろしければ以下より読んでください。

comicbook.hatenablog.com

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仲がいいのは良いことだ

ざっくりと冒頭のお話を記載いたします。
舞台は鎌倉。三姉妹が木造一軒家(しかも庭付き)で暮らしています。看護師の長女、幸(サチ)。地方銀行で働く次女、佳乃(ヨシノ)。スポーツショップで働く三女、千佳(チカ)。
そんなとき、家を離れた父親の不幸が届き、葬式に出席することになります。仕事で出席できない長女の代わりに下の二人が山形に行くことに。
山奥の温泉街。到着すると腹違いの妹、すずが迎えに来ていました。
翌日、葬式には長女も間に合い、喪主で一悶着あったものの滞りなく終わります。三姉妹の帰り際、すずから父親が持っていた写真を手渡されます。
「この街でいちばん好きな場所を教えて」(曖昧ですがこのようなセリフだったと思います)幸がすずにお願いをし、街が見渡せる丘に立ちます。その風景が鎌倉に似ていると口を揃えて言う三姉妹。
駅まで三姉妹を見送りに来ていたすずに幸が鎌倉で暮らさないかと言います。その投げ掛けにすずが答え、鎌倉で四姉妹の生活が始まります。
物語はあまり起伏のない四姉妹の日常が流れていきました。仲良くコタツに入ったり、春先に梅をとって梅酒を作るのも楽しそうで仲睦まじいのが伝わってきました。
こういう映画がものすごく好きです。ちなみに日常系アニメ、大好きです。(ぇ
 

雰囲気が懐かしい

鎌倉を舞台に物語が進み、木造の建物や周りの風景。全てが一昔前の雰囲気でとても和みました。実家は海とは無縁の山奥ですが、家が似たような木造で懐かしいと感じました。
周りの住人との関わり方もとても良かったです。街全体が家族のような雰囲気で、これは田舎のいいところであり、悪いところでもあります。噂ってすごい勢いで広まりますし、ご近所の情報網はハンパないっす(苦笑)
こういう雰囲気で周りと接することができれば、閉塞した現代人の考え方とかも変わってくるんでしょうか。
はい、ぼーくは少し病んでることを認めるよー
 

四姉妹の恋愛事情

それぞれの恋愛事情にスポットが何度か当たりました。冒頭で下着姿の長澤まさみさんが出てくるくらいです。すずもクラスメイトに茶化されることがありました。噂ってすごい勢いで広ま…これは田舎関係ないか。
特に幸の恋愛事情は、四姉妹に関わりのある事情もはらんでいて複雑な感じでした。ちなみに一番いい関係だと思ったのは千佳です。
四姉妹それぞれの恋愛事情を見ることで、四人の人間の生き方を垣間見ることができました。
人の日常を垣間見ることで自身の生き方を振り返ります。まだ長くはない時間ですが、色々と考えることもあり、こういう映画はいい刺激になります。
 

最後に

前日に「トイレのピエタ」を観ていたので配役が被っているところがあり、ちょっと面白かったです。母親役が大竹しのぶだったり、リリー・フランキーが気のいい知り合いみたいなところとか。
 
鎌倉に行ってしらすトーストが食べたくなったとっしゃんでした。